【考察】SUVはこれからどう変わるのか
こんにちは、mesjec(めすじぇっく)です。
今、自動車業界でノリに乗っている車、
それは間違いなくSUVです。
そもそもSUVとはsports utility vehicleの略であり、走破性と利便性を兼ね備えた車のことをいいます。最近ではスーパーカーメーカーは頭にsuperをつけ加えてSSUVと呼んでいますよね。
(何がスーパーなんだろう)
また、昔はRVという、小さなSUV的ポジションの名前もあったのですが、最近では統合されてしまいました。
なぜか、それは
SUVが流行りすぎたからじゃーー!!
1.なぜマツダは大成功したのか
なぜこんなことになったか、
それはおそらく
「昔みたいに低燃費、低価格が重要視されなくなったから」
です。
勿論今でも重要なファクターではあるのですが、それ以上に顧客がプレミアム感を求める時代になったのは疑いようがありません。
その1つの原因として、SNS当たり前時代であることが挙げられます。
他人の財産、ステータスをより簡単に、身近に感じる事ができ、かつ自分の情報を発信しやすい世界になったため、他人との差別化をするために自分の個性を形として出す必要が出てきたのだと考えます。
最近のSUVは何も売りにしているか、それは
「上流階級を味わえるプレミアム感」です。
実際、欧州戦略を兼ねて発売したマツダの
CX-5,CX8は日本のみならず、世界中で爆発的な売れ行きを挙げていますよね。
売れた要因には大きく分けて
- マツダというブランドの価値があがった
- 内装とデザインにとにかくこだわった
この2点があると思います。
最近のマツダは、ディーラー色を黒と赤に統一させ、同価格帯の競合車より高級な作りにしました。その結果、マツダというブランドにプレミアム性が出て、オシャレな人、こだわりがある人、社会的ステータスが高い人であるという雰囲気を消費者に印象付けることに成功したのです。
他の国産メーカーも、車の雰囲気を統一するなど、海外メーカーなどに寄せた雰囲気を持たせ、顧客にアピールしていますよね。
2.コンパクトカーはうんざりだ!!
フォードにはこんなかっちょいいコンパクトカーがある
アクア,ヴィッツ,フィット,etc.
日本ってコンパクトカー大国ですよね
こうやってシコシコ物書きをしている僕も,コンパクトカーには何度もお世話になっているのですが,そのたびに思うのです,
いや狭すぎだろこれ!!
いくら最近の軽やコンパクトカーが居住性を高めたところで,
フレーム以上の空間は手に入りませんよね
また最近はスマホと連動したサービスも盛んですが,
やっぱり「安い!」を売りにした車じゃSUVには勝てないんじゃないかなぁ。
3.これからのSUV
本題に戻りますが,これからのSUVは
他社にはないオリジナルさ
を売りにしたものが増えると思っています。
現に今トヨタが出そうとしているTJクルーザーはいい例ですよね。
あの車は遊び心に特化していて,最近のSUVの都市型感とは逆に,
堅牢で,質実剛健なイメージを売りにしています。
ベントレーが出したベンテーガや,
ジャガーが出したFPACEは,
所有欲を満たし,スポーツカーのようなアドレナリンがでる感覚をうまく表現していると思います。
そんな感じに,各メーカーはこれから自分たちのブランドイメージ,考え方の表現材料として,SUVを売るのだと思います。SUVは人気ジャンルですから,それだけ自社の広告塔となる車が必要になるのだと思います。
まとめ
終わり